恋を否定する男

彼女ができたんだと友達から報告を受けた時、
羨ましいと思う男性はどれだけいるのでしょう。

彼女がこういうわがままを言ってきて
困っていると友達から相談を受けた時、
相談の割には嬉しそうな顔をしている友人に
何を思うでしょうか。


彼女がほしいのにできなかったり、
彼女なんてそもそもいらないと考えていたり、
恋人のいない男性にとって恋愛とは
羨ましくもあり面倒なものでもあります。

彼女との出来事を楽しそうに語る友人を目の前に、
本心から良かったなと言ってやる傍ら、
自分にも彼女がいたら楽しいだろうなと
想像が膨らむ男性もいるでしょう。

彼女のわがままエピソードを聞かされている時は、
自分も彼女がほしいと思う反面、
人のわがままを聞いてやるなんて
面倒なことはしたくないなと
孤独を選ぶこともあるはずです。


最近の若い男性の中には、
もとより恋愛に興味がないと
公言している人たちが確かにいます。

どんな出会いがあろうと、
どんなに可愛い女性がいようと、
恋愛をするという行為そのものを
面倒くさいと考えることがあるのです。


恋愛とは少なからず
自分の時間を割かれてしまいます。

彼女のためにメールを打ち、
彼女のために好みに合いそうなプレゼントを選び、
彼女のために喜んでもらえる
デートプランを考えなければなりません。

そこに加えて少々わがままな面のある
彼女を持ったとすれば、
割かれる時間は殊更に増えていくでしょう。


しかしどんな男性にも本能的に
女性を求める感情は備わっているはずです。

どんなに面倒であってもとことん
アプローチを受けたとすれば、
彼女を作らない主義も覆る可能性は高いでしょう。

腰の重い男性の概念を変えてしまえる程、
それだけ恋愛の底力は計り知れないのです。

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