女子力よりおばちゃん力?

昨今やたらに目にする、
「自分磨き」「女子力アップ」系の記事や特集。

これでモテ度もアップするはずと、
努力を欠かさない世の女性たちには、
残念なお知らせがあります。

心理学的には、その女性の「価値」の高さ×「隙」の多さ、
この値が高いほど男性にとって魅力的なのだそうです。

女子力アップとは自分の価値を上げるもの、
と思われがちですが、この価値が
女性だけにとってのものでは意味がありません。


心理学的に、女性と男性では価値の設定の仕方が違うと言えます。

女性は対女性と対男性への二つ視点からの価値の総合を、
自分の価値だと判断します。


わかりにくいので、例を挙げてみます。

よく男性受けしないメイクをする女性を見かけます。

メイクとは男性を惹きつけるためのものだと思っている男性陣は、
不思議に思ってしまいます。

女性が華やかに着飾るのは、クジャクのオスがする、
華やかな尾羽での求愛行動の逆の現象だ、
と例えられることもあります。

これは大きな誤解で、実際は人間の女性は、
ファッションにしても美容にしても、
女性からの評価に重きを置いているのです。

男性を惹きつけるためだけでなく、
女性グループ内での自分の地位を高めるための手段なのです。


よくある女子力アップは、
この対女性価値のアップだけを目指してしまっているので、
対男性「価値」も上がらないし、
その努力が「隙」を無くしてしまいます。

頑張れば頑張るほど、
男性にとって魅力的には映らないのです。


SNS上ではよく、モルディブに行きました〜本日はワイン教室〜
バリでエステして〜などの報告を上げている女性に出会います。

こういった投稿は、
男性にはただプレッシャーになることの方が多いようです。

実際そういう女性だと、
連れて行くお店に気を使って疲れる、との声も。

男性は女性に癒しを求め、
ほどよい気の抜けた関係に安心するのです。


中年太りでも、旦那さんや家族に愛され、
笑顔が絶えないおばちゃん連中の存在は、
この真実が絶妙に表していると言えるでしょう。

ただ、恥じらいを完全に捨てきってしまうのは、もちろんNGです。

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