むしろおもしろい、男女の違い

女性がなんだか怒っているけど、
男性はなぜ怒られているのか全然わからない。

恋人同士のけんかでは、こういった場面によく出会います。

たとえ女性側が１００歩譲った気で、
説明してみても相変わらず男性は理解できない。

これは、男女の得意分野の差からくる現象です。

そもそも話し方からして、男女で違うのです。

科学的な統計をみても、
男性よりも女性の方が流暢に話すのが得意だとわかります。

また、男性は長い文を理解するのが苦手で、
男性同士の会話では結論を会話のはじめに持ってくる話し方をします。

これは合理性、効率性を求める男性ならでは。

一方、女性は合理性や効率性よりも、共感を求めます。

論理的な説明では表せない、感情的な部分を扱うことがうまいのです。

最近よく話題にのぼる、女性からの謎のクイズ形式会話。

「AとＢどちらがいい？」
と訊かれた男性側は、純粋に自分の答えを言います。

しかし、それでは女性は納得しません。

結局、女性の中ではじめから正解が決まっていたのです。

男性陣からはブーイングの嵐がおこる女性特有の話し方ですが、
そもそもの男女の違いを考えなければいけません。

男性が、会話の内容のみを重要視しているのに対し、
女性はこのやり取りをすること自体、
コミュニケーションとして重要視しているのです。

男性は「結論が決まってるならなんで訊くんだ」
女性は「結論を言うだけじゃ、コミュニケーションにならない」

どちらも間違ってないし、どちらか一方のやり方だけだと、
非常にバランスの悪い関係になってしまいます。

それを理解しておけば、ケンカが致命的な段階にまで
エスカレートすることは避けられるでしょう。