沈黙が心地よい

会話の盛り上がりを、
仲の良さのバロメーターにしている女性にとって、
口数の少ない男性には、
戸惑いを感じてしまうものです。

口数の少ない男性と出会い、
つきあいを深めていくと、
その人と共通の趣味がないことや、
共通の話題がないことに、
不安を感じてしまいます。


しかし実際は共通の趣味や話題があれば
会話がはずむというわけでもありません。

なんということのない会話でも、
応対する相手が明るい人であれば
盛り上がるものなのです。

一方で、会話内容に興味があっても、
不必要に盛り上がらずに、
穏やかな対応をする男性もいます。

そのような人は、
表向きの会話の盛りあがりは虚栄に過ぎず、
本質がほかのところにあるという事実を
よく知っています。


口数の少ない男性とつきあうと、
一緒にいるだけでも幸せな気持ちが
することに気が付くでしょう。

隣にいるだけで孤独が癒される幸せや、
やさしさに包まれる感覚を得ることができます。

沈黙が心地よくなるのです。

会話の盛りあがりが仲の良さの
バロメーターとは限りません。


むしろ長年連れ添った夫婦が
沈黙の中で穏やかに過ごしていることを考えれば、
沈黙を共有できる相手こそ、
相性の良い相手ともいえるでしょう。

逆に、沈黙が怖い様子で、
ひたすら会話をしたがる男性と出会ったら、
その人が本当に相性の良い相手かどうか
よく吟味する必要があるでしょう。

沈黙が心地よく感じられる男性が、
ひいては一緒にいて一番楽な男性と
なりやすいものなのです。

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